ベトナム料理と聞けば、あっさりとした味わいの中にもコクのある Pho が思い浮かんできて食べたくなっちゃいますよね。
どんなメニューがあるのか、ベトナム料理の周りにある英語表現も絡めながら見ていきたいと思います。
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Pho フォー
よくある Pho のスタイルは、rice noodle 米の麺 + あっさり目のナンプラー(魚醤)ベースのスープ で丼に入っているもので、感覚的には日本のラーメンに近い感じですかね。
ざっくりとした分類をすると、chicken 鳥肉、beef 牛肉、seafood シーフード、の中からどれにしようかを選びます。
が、その中でのメニューというか、トッピングの組み合わせがめちゃくちゃ多い!
例えばチキンにしても、鳥肉の部位をどこにするか × トッピングが4-5種類くらいあってどれを乗せるか × 麺の種類をどうするか × などなど の組み合わせがあって、それぞれに名前がついていてメニュー一覧にリストアップされている感じです。
どれにしようか迷いうのも楽しみの1つでしょうか。
ちなみに Pho は日本では “ フォー ” ですが、アメリカでは “ ファ ” に近い感じの発音でした。
Chicken 鳥肉
鳥肉を乗せた、あっさり目の Pho。
肉の種類は breast むね肉 または thigh もも肉 で選べたりします。
内蔵系が好きな方は、liver レバー、gizzard 砂肝・砂ずり、blood 血を固めたゼリー、なんかもあったりするのでお試しあれ。
Beef 牛肉
肉の部位というよりは調理方法を選ぶ感じでしょうか。
よくあるのは rare slice of steak ほぼ生肉状態の赤身を薄くスライスしたもの、brisket スライスした牛肉を味付けした焼いたもの、のいずれかという感じです。
Rare slice of steak はほぼ生肉状態(ほぼではなく、完全に生肉なのかな)ですが、スープに入れているうちに加熱されて火が通った色に変わるくらい薄切りです。
こちらも内蔵系のトッピングが色々あったり。
Tendon 腱・スジ、tripe 胃、ox tail しっぽ、など。
スープはお店によっていろいろですが、基本的にはナンプラー(魚醤)ベース+牛骨ダシ ですかね。
Seafood シーフード
ごくあっさりのシーフードもいいですよね。
トッピングは prawn エビ、crab claw カニ爪、squid イカ、fried fish cake さつま揚げ、などなど。
Pork 豚肉 が乗ったり、quail egg ウズラの卵が乗ったりとかもありますね。
食べ方
Pho の入った丼とは別皿で、生のもやし、香草、ハラペーニョ(青唐辛子)、ライム、がついてきます。
香草はバジルのことが多いですが、お店によっては cilantro シアントロ・パクチー が出てきたり、他にも種類があるようです。
バジルの葉っぱをちぎって入れ、もやしを載せてライムを絞ってかけて、お好みで辛味付けにハラペーニョを入れます。
このハラペーニョは激辛なので要注意。
スープに入れておくだけで十分かと思いますが、そこはご自由に。
Bun ブン
Bun は汁なしの混ぜ麺です。
Pho の rice noodle は透明ですが、Bun のは白色です。
Bun は別名 vermicelli と呼ばれていますが、これは元はイタリアで麺を指す言葉からきているそうです。
トッピングは grilled pork 甘辛く味付けして焼いた豚バラ肉、 grilled shrimp エビのグリル焼き、fried spring roll 揚げ春巻き、veges レタスの千切りやキュウリやニンジンの千切りやもやしなどの野菜、といった感じ。
ヌクマム(魚醤)ベースの甘辛い感じのタレが別添えでついてくるので、そちらをかけてかき混ぜていただきます。
Chicken rice チキンライス
ごはん系では chicken rice チキンライス が有名ですかね。
ナンプラーを少し入れた炊き込みご飯の上に、蒸し鶏を乗せて、ナンプラー or ヌクマムベースの甘辛いタレをかけていただきます。
鳥肉の種類が選べて、breast むね肉、thigh もも肉、wing 手羽、など。
Fresh spring roll 生春巻き
ベトナム料理を代表する前菜と言えば fresh spring roll 生春巻き ですね。
レストランに行くとつい頼んじゃいます。
Boiled prawn 蒸しエビ、boiled pork 蒸し豚、ニンジン千切り、もやし、カイワレ、などを真ん中に入れて、rice noodle 米の麺 も入れて、レタスなどの葉物の上に乗せ、全体を rice paper 米でできた薄い皮 で包んだものを、甘辛いタレに付けていただきます。
アメリカにあるベトナム料理のレストランではメニューに載っている英語も簡単なものが多いですし、どんなトッピングなのかの説明も写真入りで詳しく出ていたりします。
こちらの記事で解説しましたが、お店を決める前にお店の情報の下調べをしておくとヒットの確率がグンと上がると思いますので、この一手間を惜しまずにぜひ。
To go 持ち帰り・テイクアウト に対応しているお店もたくさんありますよ。